童話の発想の仕方〜下書き編〜
2020年9月15日
2020年10月31日
童話の発想の仕方
✏️〜下書き編〜📝
以前、童話は誰もが書ける
について、解説しました。
それでも、実際に童話を書くとなると、
やっぱりどうやって発想したらいいか
分からない

という方も多いと思います。
このページでは、
童話の発想の仕方〜下書き編〜
ということで、童話を30年間書いてきた
私が、実際にやっている方法で、
童話の発想の仕方を解説します。
こちらをご覧ください。
童話の発想の仕方 〜下書き編〜
恥ずかしい気持ちを忘れる
子どものように自由に書く
順番通りに書こうと思わない
恥ずかしい気持ちを忘れる
大人になると、書いている途中で、
「見られたら恥ずかしい」という気持ちや、
「笑われたらどうしよう」という不安から、
書くのをためらうことがあると思います。
そんなときは、
1人になれる場所で書くようにしましょう。
参考:童話は誰もが書ける
子どものように自由に書く
私が作品を書くときは、
いきなり原稿用紙は使いません。
使うのは、らくがきちょうやじゆうちょう
です。
普通のノートには罫線があって、
どうしても、はみ出さないようにキレイに
書くことを意識してしまいます。
それだと、せっかく1人になれる時間が
あっても、結局書けないまま終わること
があります。
ポイントは、お絵かきといっしょです。
子どもがお絵かきするのと同じように、
自由な気持ちで文章を書きます。
大事なのは【今は下書きをしているんだ!】
と意識することです。
だから、
字が間違えていても気にしません。
字がななめになっても構いません。
話の順番が違っても、
自分にしか分からない
書き方でも、
構わないんです。
だって、
子ども達がお絵かきをするときに、
字の大きさを気にするでしょうか?
大人から見たら、何が書いてあるか
分からないものでも、子ども達は大満足
なはずです。
童話は、子どもに戻って書くのが1番です。
順番通りに書こうと思わない
童話を書くときに、お話の
最初から書かなくてはならない、
ということはありません。
私はいきなり、ラストシーンから書くことが
あります。
思いついた場所から書いていいのです。
頭の中に作品のイメージができているなら、
「今日はこのシーンだけ」
と決めて書くのもいいでしょう。