作品を書くのは何故むずかしいのか

 


『作品を書くのは何故むずかしいのか?』

〜理想とは正反対のものを想像する〜


童話を書くのは、

何故むずかしいのでしょうか?

 

これは私の考えですが、

自分の理想の暮らしとは、

正反対の嫌な出来事を想像することが

多いからではないかと思います。

 

 

まず、みなさんに質問です。

「いい一日だったなぁ」と思うのは、どんなときですか?

病気や事故やトラブルがない日でしょうか。

友達と思いっきり楽しく遊べた日や、

旅行に行けた日、おいしいものを食べた日

を思い浮かべる人もいるでしょう。

体調が良く、勉強や仕事が上手くいって

ほめられた日は嬉しくなりますし、

一日中家でゴロゴロできた日は幸せ!と

いう人もいるかもしれません。

 

では、今思い浮かべたことが、

そのまま童話だったらどうでしょう?

【今日は一日なんにもなくて、

幸せでしたー! おしまい!】

楽しいですか?

作品となると、物足りなく

感じるのではないでしょうか?

 

名作といわれる童話となると、

例えば白雪姫は

毒リンゴを食べて

死んでしまいます。

人魚姫は、王子さまを

ナイフで刺さないと、

自分が泡になって

消えてしまうのです。

現実としては、絶対ありえないことです。

このように、現実にはありえないことや、

自分の理想的な楽しい一日と

全く正反対の嫌な出来事やトラブルを、

現実のように想像して

書かなければなりません。

これが童話や小説を

むずかしいものにしてしまうのです。

 

では、何故そんなむずかしいものを

書きたいと思うのでしょうか?

 

人は、誰かの役に立ちたい!

願っています。

自分が苦しい思いをしたら、

自分と同じような悩みを持つ人を

楽にしてあげたい。

そう思って作品を書く人もいるでしょう。

楽しいお話なら、落ち込んだときに

楽しい気持ちにさせてくれます。

本を読んだ人は共感して、

学ぶことができます。

悲しいお話なら、主人公と一緒に悩み、

考えるでしょう。

書いた人は、悲しい気持ちを知っていて、

乗り越えていく方法も、身についています。

誰かの役に立ちたい、

自分と同じ悩みを持った人が、少しでも

楽になりますようにと願いながら

書く人もいます。

童話や小説は、自分以外の誰かに向けた

メッセージです。

だから、むずかしいと分かっていながら、

書き続けるのです。

 


最後まで読んでいただきまして

ありがとうございました。

実際に作品を書きたい方へのアドバイスも

書いていますので、これからも

童話ブログをよろしくお願いします。

 

童話ブログトップにもどる

eguchi
  • eguchi
  • 子どものころから30年間趣味で、動物が出てくる童話を書いている。2020年に動画をきっかけにブログを始める。
    猫大好き!子どもとネコカフェやカラオケに行くのが楽しみ。