まほうのほうきづくり教室-1

まほう使いたちに、ほうきのつくり方を教えてくれるふくろうがいました。

ふくろうはツバサで飛ぶことができるので、自分でほうきに乗ることはありませんでしたが、ちょっとほうきに乗るのが下手なまじょがいると、ほうきに自分の羽をちょっぴりくっつけて、なめらかに飛ぶほうきをつくってあげることができました。

ふくろうは、森の中で、
【ふくろう ほうき店】
というお店やっていました。

いつも 親切だし、ていねいで、まほうのほうきがなめらかにとぶようになると、まほうつかいのあいだで評判でした。

そんなある日、ツバメの夫婦がやってきて、
「うちも、店を開きたい」
と、ふくろうのお店のとなりに、
【ほうきの店 ツバメ】
という、ほうきのお店をオープンしました。

ところが、ツバメの奥さんはすごくきびしくて、
「自分の羽をつけてとびやすくしてやるなんて、ふくろうのやり方はダメだ! うちはそんな甘いことはしないね」
と言っていました。
「ほうきづくりのやり方が悪いだけさ。ほうきさえしっかりしていれば、ちゃんととべるはずなんだ。」
と思っていました。



eguchi
  • eguchi
  • 子どものころから30年間趣味で、動物が出てくる童話を書いている。2020年に動画をきっかけにブログを始める。
    猫大好き!子どもとネコカフェやカラオケに行くのが楽しみ。