ふぁーう村の村長さん-2

「なんだか寝ぼけているみたい」
「あくびが由来なんて、おかしいよ」
「友達に聞かれたとき、はずかしいな」
「よその村はもっといい名前だし」
「かっこ悪いなぁ」
そんなうわさが聞こえたので、村長さんは首をひねって、うでぐみをして、部屋中をぐるぐるあるきまわってから、
「よし決めたぞ! ふぁーう村の名前を新しくしよう!!」
そう決めたのでした。

さっそく、アザーオーリー氏に連絡をしました。
彼は村の小学校の校長先生で、村長さんとは長いつきあいでした。
なにか重要なことを決定するときには、必ず相談にのってもらっていました。

話を聞いたアザーオーリーは、すぐに奥さんをつれて村長さんの家にやってきました。
ふたりは学校の用事で出かけしようとしていたけれど、村長さんがとつぜん村の名前をかえるなんて言い出したので、あわててかけつけたのです。

eguchi
  • eguchi
  • 子どものころから30年間趣味で、動物が出てくる童話を書いている。2020年に動画をきっかけにブログを始める。
    猫大好き!子どもとネコカフェやカラオケに行くのが楽しみ。