最初の1行はコレ!読書感想文の書き出しを10パターン解説

 

最初の1行はコレ!読書感想文の書き出しを10パターン解説

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読書感想文を書こうと思っても、なかなか 書けないという人はいませんか?

「最初の1行が分からないから書けない」 「どう書き始めたらいいか分からない」

という人も、多いのではないでしょうか?

そこで、読書感想文の書き出しを、10個のパターンに分けて解説します。

長期休みに、多くの方がつまづいてしまうのが読書感想文だと思います。

この記事では小学生を対象に、読書感想文の最初の1行をアドバイスします。

書き出しは10パターンあるので、どれか1つでもピンときたものを参考にして、まずは書き始めていきましょう!

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読書感想文の書き出し10パターン

いつ、どこで、だれが、なにをして、どうなったか、あらすじから書く

まずは、どんなお話だったかを書いてみて、 面白かった理由につなげていきましょう。

  • いつ‥‥春夏秋冬をあらわす言葉をさがす

春なら、雪がとけて、あたたかくなった、 などの表現。

夏なら、あつい日、せみがないている、なつやすみ、お盆など。

秋なら、おつきみ、ハロウィン。くだものがおいしくみのる季節、など。

冬なら、クリスマスやお正月、雪がふる日などから、季節がわかります。

 

  • どこで‥‥⚪︎⚪︎町、⚪︎⚪︎村などの名前

名前が書いていなければ、山や川で遊んでいるのか、お店や学校のできごとなのか、うちに帰ったあとなのかを書きましょう。

 

  • だれが‥‥‥お話の主人公

登場人物が多い場合は、まとめて書いても大丈夫です。

例えば【おむすびころりんはっけよい! 森くま堂 作】の場合は、さんかくおむすびたちと、まんまるおむすびたちになります。

→ おむすびころりんはっけよい!のあらすじは、Instagram【eguchi0406】で公開中!

 

  • なにをして‥‥‥‥主人公の行動

例えば、

『あそびにいった。』

『たのしくえんそくにいった。』

『ケンカした。』

『いいあらそいになった。』など。

 

  • どうなったか‥‥‥‥作品の結末

おはなしの最初と最後で、変わったことはなにかを書きます。

例えば、

『なかなおりしました。』

『たすけてもらった。』など。

 

 主人公の気持ちに共感する

『主人公は、きっと、こういう気持ちだったんだと思います。』

どんな気持ちだったかを、想像してみましょう。

主人公が苦労したところ、がんばったところは、書きやすいところです。

例えば、【からすのパンやさん かこさとし 作】の感想文なら、

『よんわのあかちゃんをみながら、パンやさんをやるのは、きっとたいへんだったと思います。』

→このあと、『それでも工夫してパンを作ったところは、すごいと思いました。』というように、あらすじにつなげると良いでしょう。

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「もしも〜だったら」を書く

例えば、【魔女の宅急便 角野栄子 作】の感想文なら、

『もしも、わたしも魔女の子だったら、と考えながら読みました。普通の人間として生きることもできるけれど、やっぱり魔女をえらんだと思います。キキと同じように、ほうきで空を飛んでみたいからです。』

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→このあと、

『13才で1人で仕事をする』

という部分で、自分ならどう思うかを書いたり、自分ならどんな仕事をするかを想像したりすると、楽しんで書けるでしょう。

 

分かったことがあるときは、

『もしもこの本を読んでいなかったら〜』

で書き始めてみましょう。

例えば、【みえるとかみえないとか ヨシタケシンスケ 作】の感想文なら、

『もしもこの本を読んでいなかったら、見え方が違うひとのことを、あまり気にしなかったと思います。』

→このあと、そう思った理由や、内容につなげていくと良いでしょう。

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本を知ったきっかけから書く

本を選んだ理由があるときは、

『この本の作者が好きだから、読んでみようと思いました。』

例えば、【ねこはるすばん 町田尚子 作・絵】なら、

『わたしはねこが好きなので、この本を読んでみたいと思いました。』

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など、どういう理由で選んだかを書いて、あらすじにつなげましょう。

 

「主人公はすごい!」とほめたあと、「なぜなら〜」と続ける

例えば 、【小公女  フランシス・ホジソン・バーネット 作】なら、

『セーラは、つらい仕事にたえて、すごいと思います。なぜなら、セーラは大金持ちの家に生まれて、メイドもいたので、食器を洗ったり、買い出しに行ったりしたことはなかったからです。つらいとは言わずにがんばっていたけど、私なら毎日泣いていたかもしれません。』

もし、自分も同じようなことがあったら、どう思うかを書いてみましょう。

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主人公と同じような体験をしていることから入る

習い事をしていたり、好きなこと、夢中になることがある場合に、おすすめの書き出しです。

『わたしはピアノを習っています。練習が嫌になることもあるけれど、この本の主人公は、ピアノを毎日弾いて、あきらめずにがんばっていてえらいと思いました。』

主人公のようにがんばりたいという気持ちと、そう思った理由につなげましょう。

 

手紙で友達に声をかけるように書く

例えば、【魔女の宅急便 角野栄子 作】の感想文なら、

『キキは13歳でひとり立ちなんて、すごいね!魔女になりたいと思ったとしても、たった1人で仕事をしたり、住む場所を見つけたりするのは、とても大変なことだと思うよ』

作文だと緊張する!という人も、友達に話しかけるように考えてみると、言葉が出てきますよ。

 

主人公になりきって、作戦を話す

例えば、【かいけつゾロリ あついぜ!ラーメン対決 原ゆたか 作】の感想文なら、

『オレさまはゾロリ。お金がなくても3人分のラーメンを食べるために、ある作戦を考えたんだ。その作戦っていうのは‥‥‥』

話し言葉のように、楽しんで書いてみましょう。

 

印象に残るセリフから始める

例えば、赤ずきんちゃんの感想文なら、 『「おまえをたべるためだよ」と、オオカミが言ったときは、ドキドキしました。』

→このあと、どうしてそうなったのか、あらすじにつなげていきましょう。

 

反省から書く

例えば、【おばけのバーバパパ アネット・チゾン/タラス・テイラー 作】の感想文なら、

『バーバパパは、大きいという理由で動物園に入れられたり、あそびたかっただけなのに、動物園をおいだされたりして、ひとりぼっちでかわいそうでした。相手の気持ちを考えないのは、良くないと思いました。』

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→このあと、良くないと感じた部分で、本当はどうするべきだったのかを書いたり、自分なら、これからはどんなふうに人と接していきたいかを書いたりするといいでしょう。

 

 

以上、読書感想文の書き出しを10パターン解説してきました。 これなら書けそう!というものは、見つかりましたか?

 

まとめ

いつ、どこで、だれが、なにをして、どうなったか、あらすじから書く。

主人公の気持ちに共感する。

「もしも〜だったら」を書く。

本を知ったきっかけから書く。

「主人公はすごい!」とほめたあと、「なぜなら〜」と続ける。

主人公と同じような体験をしていることから入る。

手紙で友達に声をかけるように書く。

主人公になりきって、作戦を話す。

印象に残るセリフから始める。

反省から書く。

 

 

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書き出し10パターンのどれを使う?選ぶとき下書きするといい理由

実際に、読書感想文を書こうと思っている本は、

10パターンの書き出しのうち、どれを使えばいいかわからない!

という方のために、選びかたもお伝えします。

下書きで、ぴったりのパターンをさがす

どのパターンがいいか迷ったら、まずは下書きをしてみましょう!

『あらすじ』を書いて、

『主人公の気持ち』を書いて、

『もしも、わたしだったら』を書く。

というふうに、いくつかのパターンを書いてみて、1番ぴったりのものを選ぶのがおすすめです。

 

下書きをするほうが、実は近道⁉️組み合わせもできて、どんどん書ける

「でも、下書きなんてめんどくさい」

「時間がかかりそう」

「早く終わらせたいから、最初から原稿用紙で書けばいい」

と思っていませんか?

実は逆です。下書きをしないで書くと、よけいに時間がかかります。

最初から原稿用紙に書こうとすると、先生や友達に読まれることを意識して、どうしても緊張してしまいます。

そうなると、

「完璧に書かなければならない!」

と考えて、書けなくなってしまうんです。

緊張すると、なかなか言葉が出ませんよね。

だからこそ、最初はまちがえてもいいから、リラックスして下書きすることが大切です。

さらに、書けば書くほどメリットがあります。

書いた文章を、組み合わせることができるようになるからです。

『本を知ったきっかけ』を書いたら、

『主人公をほめて』

『もしも〜だったら』のあとに、

『主人公の気持ちに共感』して、

『あらすじ』を入れて‥‥‥という感じで、書き出しパターンをいくつか組み合わせるのも自由です。

それだけで、どんどん書けるので、気がついたら完成に近づいていきます。

[下書きをするほうが、実は早く終わる!]を意識してみましょう。

読書感想文を完成させる近道は、とにかくたくさん書いてみることです。

 

まとめ

読書感想文の書き出し10パターンを、下書きで書いてみて、読んだ本にぴったりの書き出しを選んだり、組み合わせたりしてまとめてみよう。

 

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eguchi
  • eguchi
  • 子どものころから30年間趣味で、動物が出てくる童話を書いている。2020年に動画をきっかけにブログを始める。
    猫大好き!子どもとネコカフェやカラオケに行くのが楽しみ。